受講生の皆さんの作品紹介ページです。
愛情こめて制作された力作揃いです。御高覧下さい。

黒岩 徹さん/デキャンタ&ワインカップ
黒岩さんは今回、ワラ白灰釉の美しいワインセットを仕上げました。
写真では分かりづらいかも知れませんが
窯の中でたまたま隣に窯詰めした
織部の作品の釉薬が黒岩さんの作品に色移りし
デキャンタの口の部分が
なんとも美しい翡翠色になっているのです。
計算してではなく、偶然性で生じた色合いも焼き物のたのしみです!
黒岩さんはピッチャーの口の部分の反省点を踏まえ
現在3作品目に取り掛かっている最中です。
次回作もとても楽しみです!
野本 泰子さん/ビアカップ
野本さんのこの数年、面取りの作品を制作してきました。
面取り技法というのは、作品の内側の形に添って削るのと違い
ナイフのような道具や、糸や弓という陶芸道具を用いて
作品の表面の断面を削り取っていく装飾方法で技術を要します。
私自身もそうですが
何度も作品に穴を開けて失敗をくり返してきました。
野本さんも同じように失敗をくり返し、今回は記念すべき無償の出来!
(作品の1つは表面に小さな亀裂が入ってしまったのですが)
完成度の高い美しいフォルムですね。
面取りシリーズ引き続き制作して欲しいです!
松本 典子さん/蓋付きデザートボール
松本さんはランチに出掛けたお店で出された器をヒントに
蓋付きボールを完成させました。
写真では少々分かりづらいかも知れませんが、
厚めに作った底の部分を斜めにカットし
傾斜のあるボールになっています。
蓋を開けたら何が出て来るんだろう♪
というワクワク感が作品全体から伝わってきそうですね!
(脇役の筈のミュウがカメラ目線なのが笑えます)
金子 朋介さん/織部花入
前作に続き短冊状のタタラ板を組み立て、
立体ものにチャレンジしました。
金子さん独自に考えだした作風です。
花器の口の部分は手びねりで徳利形につくったパーツを
タタラで作った本体部分に接続しています。
織部の深い緑のグラデーションが花器の形と相性もよく
素敵な花入れとなりました。
吉田 啓子さん/植木鉢カバー
縄文式土器のような土味感と力強さ。
そしてデザインの独創性のある素敵な植木鉢カバーの完成です。
吉田さんは今回ご自身で作品を窯詰めしました。
サヤと呼ばれる道具土で作った箱型に作品を入れ
作品とサヤの隙間に木炭やオガクズを詰めていきます。
どのように仕上がるかはあとは窯の神様の気分次第!?
興奮と心配で窯詰めした日は寝付けなかったという吉田さん。
炭化とオガクズの焼締色の美しいこと!大成功です!!
松浦 潤治さん/デザートカップ&ソーサー
松浦さんは爽やかなホワイト&グリーンの作品を仕上げました。
デザートセットのように組み合わせて撮影させてもらいましたが
前回作られた一人分の土鍋用にと鍋敷きと
小鉢として作られたものなのです。
鍋敷用にフラットな面に仕上げてありますが
このようにカップとソーサーにも早変わり。
アイスクリームやヨーグルト等も美味しく頂けそうですね。
長島 とし子さん/急須
長島さんは今回は久しぶりに急須を仕上げました。
手にしっくり馴染む使い勝手のよさそうな感触です。
手捻りの指の温もりが伝わってくるようなふっくらとした形に
長島さんの修練の成果である注ぎ口と
取手のパーツをバランスよく形成して完成させました。
お茶が美味しくいただけそうですね。
久住 則子さん/志野八角皿
信楽の荒土を肉厚に丸く成型した後
四角く面取りをし、さらに四方の角を落とした八角皿です。
久住さんの作品の特徴である高めの高台に成型してあります。
時間を掛けじっくりと制作していくタイプの久住さんは
作品が仕上がると特別に嬉しそうです。
毎回完成した作品をきちんとスクラップしている作品集が
今後どんな風になってゆくかが楽しみです。

三宅 敬子さん/シーサー
三宅さんは昨夏よりシーサーを作りはじめ
写真の作品で11対目(22体目)となります。
驚異的なスピードで制作する姿には圧倒され
熟練された職人さんのような手先に惚れ惚れしてしまう程です。
方丈庵にプレゼントして頂いた焼〆で仕上げたシーサーは
凛々しく教室の守り神として見守ってくれています。
三宅さんの作られるシーサーにはフアンの生徒さんも多く
近いうちシーサー作り体験教室が実現できれば嬉しいです。
柚原 奈緒美さん/緋襷大皿
大物としては2作目となる電動ロクロでひいた大皿です。
1作目は白化粧を刷毛目で仕上げ、今回は備前焼で代表される
緋襷の技法で仕上げました。
方丈庵では園芸用の藁を使用しておりますが
この藁を作品に巻き付けるのもコツが必要です。
柚原さんは2時間近く掛け丁寧に藁を作品に密着させ
写真のような美しい緋色の大皿を完成させました。
他の生徒さんからも売って欲しいとの声が上がる程!
和食やお寿司は勿論、サラダや菓子皿としても大活躍しそうですね。
坂田 美和さん/花模様スープ皿
転写シートを使い白土の素焼きの作品に花模様をちりばめ
可憐なスープ皿を完成させました。
坂田さんは何度か化粧の書き落としや下絵付け等色々な技法にも
チャレンジしてきました。
転写シートの利用は初めてとなりましたが
手書きのよさとはまた趣向の異なる雰囲気の作品となりましたね。
いろいろな技法を組み合わせたり、試したりして
より焼きものを楽しんでいっていただきたいと思います。
船木 加代子さん/香台
船木さんの創作される作品は実用的な器からインテリア作品まで
幅広いジャンルに及び、色々な技法にも取り組んでいます。
楽しそうに作陶される姿勢が作品に表れているようです。
今回完成したのは翡翠色が爽やかな三角型の香台です。
作品のデザインにもなっている切れ込みに針金を通し
渦巻き状のお香を吊るせる仕組みになっています。
アイデアが泉のように湧き出ていらっしゃる船木さんの
今後の作品が益々楽しみです!
長島 美和さん/CATS
長島美和さんの猫はアトリエ近くの
「工房草の実」さんで販売されています。
方丈庵の生徒さん達の間でもとてもフアンが多いのです!

今回は美和さんの新作です!
見ているだけで癒される可愛い表情豊かな猫ファミリー。

方丈庵のミュウやメルのこともいつも長島さん親子に
面倒を見て頂いてとても助かっています。
いつもありがとうございます!
大谷 正晃さん/酒器&角皿
徳利にぐい呑み、向付けと一度に完成したので
晩酌セットのように並べてみました。
ご覧の角皿は紐作りで筒状に仕上げたものを
2カ所切れ込みを入れて広げたものです。
敢えて手跡を付ける事で力強さと土味を残しました。
やや厚みを持たせて作るのがポイントです。
志野釉と藍色の釉薬のコントラストも美しく色合いの相性もいいですね。
ご自分で作られた器のコーディネートも楽しみのひとつですね。
谷内 千恵さん/艶黒板皿
基本的な技法も少しの工夫やアイディアで
作品を膨らみのあるものに変えてゆきます。
谷内さんが現在取り組んでいるのは
ドベ土を作品の表面に塗る方法。
作品に独特のテクスチャーが生まれ、
その凹凸にできる釉薬の濃淡や質感が
面白い作品となりました。


花川裕子さん/タルトプレート

以前お手製のガトーショコラを盛りつけるための
お皿を完成させた花川さん。
ご自宅で撮影された素敵な画像を送って下さったので
教室で撮ったものと差し替えてアップさせてもらいました。

実は先日もわざわざお教室にお手製のガトーショコラを焼いて
お持ち下さりました。同じ時間のクラスの生徒さんと
一緒に戴いたのですが、これがもう絶品!!!
美味しいものって、こんなにも人を幸せにしてしまうから
不思議です。本当にごちそうさまでした。

そしてもう1枚はタルトプレートを燭台とした
素敵な雰囲気の1枚。
空気を浄化させ、優しい灯りの蜜蝋に魅せられている
花川さんの環境や身体にやさしい心遣いが
伝わってくるようです。

素敵なお写真ありがとうございました!
皆様もお料理を盛られた作品等の画像を送ってくださいね〜

濱名 由美さん/フリーカップ
焼成する窯中の温度は一定でないため
同じ釉薬でも温度ムラによる色の発色が異なる事があります。
濱名さんの作品は釉薬が溶け切っていなかった為
焼成温度を少し上げて焼成し直したものです。
1度目の焼成後とでは劇的に釉薬の色合いが変化して大成功です!!
「失敗ってないんですね〜」濱名さんの素敵な一言に深く共感したひと時でした。

近堂 夏子さん/珈琲ポット&クリーマー
方丈庵開設当初より通ってくれている大学時代の友人の近堂さんの作品です。
開設当初は生徒さんの数も少なく生徒さんを玄関先までよくお見送りしていたのですが
彼女も方丈庵スタッフの一員のように猫達と一緒に送り迎えしてくれていました。
そして制作後には一杯やったりと。
近堂さんは白い器をシリーズ化して取り組んでいます。
写真のポット、クリーマーの他、ドリッパーやシュガーポット
そしてマグカップにケーキ皿と同じ色合いで統一感を持たせました。
ポットの注ぎ口をタタラ板を巻いて作った形がすっきりとした印象で大成功です!
Piyoさん/ランプシェード
Piyoさん自身がご自宅で撮影された
画像を使用させて頂きました。
高さ40センチもある大作のランプシェードです。
計画性を持って着実に丁寧に仕上げました。
荒目の土に釉薬を流し掛けした濃淡が効果的に出ています。
灯りをともしても、またインテリアとしても
お部屋のアクセントとなり素敵ですね。
愛ネコのさくらちゃんとの2ショットも絵になってますね。
(Piyoさんの愛猫、ふうちゃんとさくらちゃんの
ブログ
「ふうさく日記」も是非御覧下さい!)
http://blog.so-net.ne.jp/nikoneko/
三木 ゆかりさん/栗型皿
自然の花や葉、実物からアイデアをもらって
作品にするというのは焼きものの世界でも昔からよくあることですが
自然の質感や色、形というのは人それぞれ感じ取るイメージというのは
違うものだと思います。
三木さんは今回栗の実を鉄赤釉と黄瀬戸釉の2色使いに
松の灰を散らしてお皿を完成させました。
栗まんじゅうやモンブラン等が一段と美味しく頂けそうですね♪
(三木さんの愛犬、太郎くんとみなみちゃんのブログ
「太郎とみなみのおちゃらけ日記」
も是非御高覧下さい!)

http://taro3yuka3.at.webry.info/

山本 智子さん/親子茶碗
山本さんご夫妻はご自身の結婚式の引き出物を方丈庵で作られました。
そして一児のお母さんになられ現在も頑張って続けてくださっています。
今回は、可愛い息子さんとの親子茶碗を完成させました。
鑞抜きの技法で格子状に釉をのせたものと
スポイトでドット状に文様としたアイデア作品です!
山本さんのセンス溢れる作品は今後もとても楽しみです。
手作りの器で家族で食卓を囲む幸せを山本さんを通して感じています。
大谷 智子さん/香炉
固く焼きしまった焼き物がとてもやわらかいものに感じますね。
大谷さんは三角帽子の形をイメージした香炉を完成させました。
夏には蚊取り線香を入れ蚊遣りに大変身です。
炭化焼成で仕上げた艶やかな黒色が美しい香炉となりました。

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